2023/11/19 MCタイトから大会を振り返ってB7 SKATE PARK 28周年記念コンテストを終えて間もなく1週間、まだコンテスト当日の余韻がノドの枯れとともに残っている森本タイトでございます。今回のコンテストも皆様のおかげで大成功で終了することができました。ご来場のローカルやゲストの皆様をはじめ、ブース出展や協賛していただいたメーカーの皆様、そして運営スタッフの皆様!本当に感謝感激です。ありがとうございました!
さてさて、書くことがたっぷりありますね。各クラスごとにじっくりと振り返っていきましょうか。まずは小学2年生までのキッズを対象にした、ビギナージャムセッションからスタート。とくに初めてジャムセッションに参加した子は、入るタイミングを見るだけでも難しかったと思いますが、みんなよく頑張っていました。今回の良い緊張感をバネにして、また次回からのコンテストに繋いでもらいたいと思います!ビギナークラスながら頼もしいオーリーをヒットする姿も見られ、みんなの真剣にスケートボードに向き合う姿に熱くなりました。間違いない、全員優勝!
次は小学3年生までのジャムセッションクラス。大きな大会で上位入賞経験のあるスケーター以外が対象のクラスです。女子ジャムセッションは3名が参加。スピーディーな滑りや、しっかり高さが出ているオーリーを見て、みんなの日頃の練習の成果を感じました。優勝したレナは、最近メイク率が上がってきたキックフリップをしっかりメイク!会場を盛り上げていました。
男子ジャムセッションは9名が参加。難度の高いトリックにトライする姿が印象的でした。優勝したジンは、ラストに目玉トリックのダブルフリップが炸裂!いつもの2倍増しのスピードで見事メイクしたダブルフリップは、まさにジャムセッションを締めるフィニッシュ・ムーブにふさわしいものでした。
次は小学4~6年生までのジャムセッションクラス。こちらも大きな大会で上位入賞経験のあるスケーター以外が対象のクラスです。女子ジャムセッションは3名が参加。優勝したユウは、しっかりラインを組みたてながら滑れていた印象で、クリーンなスタイルと高いメイク率で会場を沸かせました。
男子ジャムセッションは4名が参加。とにかくみんなハイスピードで滑っていたのが印象的で、ビッグギャップや大レールなどのハンマートリックも見られ、まさに手に汗握る展開でした。優勝したカイリは、最後の最後までこだわったピラミッドのキックフリップをラストに仕留め、白熱したジャムセッションを締めくくりました。ただのキックフリップじゃないんです。「ほぼアスファルトぐらいまで飛んでない?」とジャッジ陣を驚かせた、超ビッグなキックフリップはホントにヤバかった!
次は中学生以上のジャムセッションクラス。こちらも大きな大会で上位入賞経験のあるスケーター以外が対象のクラスです。こちらのジャムセッションは9名が参加。13~33歳までと幅広い年齢層での熱いバトルになりました。優勝したハヤトは、大人のクールさを感じさせるスケートに、ビッグトリックもしっかり組み入れたメリハリのあるライン構成が印象的でした。もちろんキッズの頃から上手かったけど、19歳の大学生になり、いよいよ彼のスタイルが確立されてきたように感じました。今後の彼のスケートに要注目ですよ!
次は35歳以上のアダルトジャムセッションクラス。こちらはプロアマ混合のクラスです。僕の大先輩の熱い大人たちが11名参戦。実はB7のコンテストのメインイベントともいわれるほど、毎年ドラマのある内容のアダルトジャムセッションですが、今年も熱かった!優勝したホンダさんは、伝家の宝刀のノーリーハードフリップをはじめ、ハンドレールのB/S Kグラインドなども仕留め、もう「参りました」の一言でした。僕もヨウスケもそろそろ40代....次回は僕らも一緒に熱く楽しみたいなぁと思ってます!
ランチタイムを挟み、次は久しぶりのストリート1分2トライクラス。女子のクラスは5名が参加。優勝したマナは、1トライ目は少しミスが目立ったものの、2トライ目は持ち前の集中力で見事巻き返したのが熱かった!普段からしっかり練習していたレッジ・レールトリックを安定したメイク率で押さえ、見事勝利を勝ち取りました。
男子のクラスは16名が参加。優勝したカナトは、AJSAなどのコンテストでも実力を付けてきた若手代表のひとりだけあり、貫禄すら感じさせる素晴らしいルーティーンを見せてくれました。トリックチョイスはもちろん、高さや精度も申し分なし。来年は高校生ラスト、コンテストシーンでもばっちり結果を残してもらいたいですね!
ラストはオープンワンメイククラス、当日のメインイベントです。エントリー費がそのまま賞金になり、優勝者が総取りのスタイル。最初はひとり5トライ持ちでやっていく予定のハズが、熱くなってしまいひとり7トライのベストトリックに。でも、コレがまた良かったんですよね。もう、年齢やスタイルも関係なく、全員がかっこいいスケートボーダー!心で滑っていたのが印象的でした。ヤバいトリックは挙げるとキリがないほどでしたが、そんななかベストトリックを勝ち取ったのは、大阪から来てくれたエンショウ。大レールでのB/Sビッグスピンボードスライドをファーストトライで仕留め、会場のボルテージは一気に最高潮に。ラストはギャップでデッキが真っ二つになりましたが、これも最高の締めってことで!
以上で全プログラムが終了しました。コンテストのMCの際は、常にスムーズな進行を意識しています(母上から鬼プレッシャーをかけられるので....汗)。今回はちょっとオーバーするかも!?と思いましたが、時間キッカリで表彰式に移ることができました。
さて、ここまで書いてなかったのですが、なんと今回のコンテスト、超スペシャルゲストでERIC DRESSEN氏が来てくれてたんです!「B7の28周年祭は外せない!帰る日にちを遅らせるから、ぜひ参加するよ」とメッセージをいただいたのがはじまり。MC中に隣を見たらエリックさん。....ローカルコンテストですよね!?こんなことってある!?本当に、本当にうれしいサプライズでした。夜中に車を走らせてくれたFABRIC小島さん、ワシオさん、ありがとうございました!
というわけで、今回はエリックさんからも特別賞を用意してもらいました。自身のシグネチャーのBRONSONベアリングなどが入ったパックは、カナト・リホ・ソウイチが受賞。そして特賞のSANTA CRUZのボードは、カイルがゲット!カイルのアピールはしっかりエリックさんの目にも留まったようで、滑りを喜んで見てくれてました。エリックさん、スケーターひとりひとりをしっかり見てくれていて、後で「アイツのアレは決めてほしかったなぁ」など、感想をたくさん話してくれました。本当に暖かい方です。みんなも最高の思い出になったね!
ジャッジ・スタッフ特別賞も用意させてもらいました。ナオキくん賞は、ナイアガラのトレフリップインを大会終了後まで粘ったリュウセイ。梅谷さん賞は、小学1年生ながら体をいっぱいに使ったオーリーが印象的だったヒナ。トオルくん賞は、新技のハードフリップを決めてここ一番の集中力を見せたシュウイチロウ。ケンくん賞は、手のギプスもなんのそので攻めきったリョウ。丸山さん賞は、ラストに根性で中レールをメイクしたケイ。そして木田さん賞は、久しぶりのスケートでも自分なりの見せ方で会場を盛り上げたソラでした。
ヨースケ賞、タイト賞はサポートブランドからアイテムをプレゼント!ヨースケ賞でFLIPのデッキをゲットしたのはタクマ。いつもの倍以上のスピードと高さでパーク中をまわっていたのが印象的でした。そしてタイト賞でNINJAベアリングのSORAをゲットしたのはトクボー。「大阪彫込遊會」の小総帥というだけあり、8歳ながら豊富なスラッピーのバリエーションを見せてくれました。
そしてラストに店長賞は、ステアのキックフリップに何度も何度もトライしたリホが受賞。メイクする、メイクしないはコンテストでは最も重要なこと。でも、最後まで諦めず、身体の限界を感じながらもトライする姿は、会場にいた全員の心を打ったはず。しかも、すべてのトライで乗りにいくんです!彼女の強い心は、そのまま後のスケートスキルにも活きることでしょう。優勝者、特別賞受賞者の皆様、おめでとうございます!!
ここから僕的ベストトリック10選!なんてやりたいところでしたが、さすがに朝までB7でパソコンやってるわけにもいきませんので....笑 このあたりで締めさせていただきたいと思います。今年のコンテストも本当に最高でした。すでに来年が楽しみになる、B7のコンテストはそんなコンテスト。皆様、スペシャルな1日をありがとうございました!














大会の協賛各社大会の賞品や参加賞に協力してくれた皆様です。ありがとうございます。
(順不同敬称略)
アドバンスマーケティング
サイドスリー
K&Kコーポレーション
チャーリートレーディング
ハスコインターナショナル
ソニックディストリビューション
誠進堂
チルドロップス
ビーインワークス
JMニンジャベアリング
ビヒタス
ククノチ
石橋文房具
かんぺーちゃんアオサ
マサトお菓子
BPトレーディング
ハヤシトレーディング
OSC
ドーカス
坂のうえ
ShibataCoffee







表彰式オープンワンメイククラスは優勝者にエントリー費が賞金として授与されました
お預かりした商品は下記の方々への賞品に使わせていただきました参加賞ジャムクラス、ストリートクラス参加者全員に参加賞をプレゼントしました
各クラス優勝者
ジャッジ特別賞
エリック特別賞
店長賞
タイト賞
ヨウスケ賞
裏方賞
最年少&最年長賞
2023年頑張った賞(別名大ケガやっちゃいました賞)
2023年頑張った賞(別名どっかの大会で上位入賞したクルー賞)
じゃんけん大会